クリスマスには、NBA バレエ団と牧阿佐美バレヱ団の「くるみ割り人形」の舞台をを観てきました。
NBA バレエ団は、1幕のパーティーの場面は華やかさに欠け、衣装も地味で残念です。雪のシーンはスピード感と若さに溢れていて好評でしたが、個人的にはもう少しラインやコールドのフォーメーションを観れる振付が良いのではと思います。
お菓子の国はNBA バレエ団らしいエネルギッシュで若さ溢れ、その中でも主役の金平糖の佐藤圭さんと、カバリエールの刑部星矢さんはとても上品でエレガントな踊りで舞台を引き締めていました。
牧阿佐美バレヱ団は、21年振りにジャック・カーター版の装置を使用していたので、オールドファンには懐かしく、若い世代の方には新鮮に眼に映ったようです。
私の現役時代はカーター版でしたので、とても懐かしく昔の場面を思い出し感無量でした。牧阿佐美バレヱ団の「くるみ」は、どの場面もとてもゴージャスでエレガントですので、いつも夢の世界へ誘ってくれます。
10月に亡くなられた、阿佐美先生の写真がお花と共に飾られていました。阿佐美先生に教えて戴いた事はこれからも守って行こうと思います。
鈴木直敏