8月11日に牧阿佐美バレヱ団「サマー・バレエコンサート」を観て来ました。
牧阿佐美バレヱ団としては8ヶ月振りとなる公演です。団員の皆さんはコロナ自粛の中でも、レッスンを休むことなくしていた為、身体は引き締まっていて、どの作品も素晴らしく1回では勿体無い、素晴らしい公演でした。
鈴木真央は、牧阿佐美振付「ゴッドシャルクの組曲」に出演しました。男性舞踊手13名による現代的な洗練された作品でした。真央はソロのパートをシャープにそしてエレガントに踊っていたと思います。
第一部で特に印象に残った作品は「カルメン」よりカルメンの踊り、「シェヘラザード」よりパ・ド・ドゥ、「海賊」よりグラン・パ・ド・ドゥです。
織山万梨子さんの「カルメン」は素晴らしく、日髙有梨さんとラグワスレン・オトゴンニャムさんの「シェヘラザード」は妖艶でとても美しく、青山季可さんと水井駿介さんの「海賊」はテクニックが冴えていました。
何と言っても圧巻は「角兵衛獅子」の35人による郡舞です。会場の観客を圧倒的な感動に誘いました。もう一度観たいと思う公演でした。
この公演のライブ配信は8月15日まで行っているので、どうぞご覧下さい。
10月は「眠れる森の美女」の公演があります。今からとても楽しみです。
鈴木直敏