ルイス・キャロル原作「不思議の国のアリス」は英国ロイヤル・バレエ団で2011年に初演され、11月2日~11日に新国立劇場バレエ団でオーストラリア・バレエ団との共同制作により、全8回が公演されました。
大変人気の公演だったようで、私が行った時も満員御礼でした。
学芸大教室の後藤佳乃さんが、第3幕の針ネズミ役で出演。
写真でもわかるようにとても愛らしい針ネズミさん達です。後藤佳乃さんは一番左にいます。
皆さんリハーサル・公演と大変頑張ったと思いますが、とても良い経験が出来たことでしょう。
ダンサーはみな綺麗で衣装、装置、演出も面白いと思いましたが、全体の感想はエンターテイメントに偏り過ぎていて、バレエを楽しむには・・・という感じでした。
12月は多くのバレエ団で「くるみ割り人形」が上演されます。今からですとチケットの入手が大変ですが、年末は是非「くるみ割り人形」を観てバレエを楽しんでほしいと思います。
鈴木直敏